ドキュメンタリー映画「MR. JIMMY レッド・ツェッペリンに全てを捧げた男」が1月10日、東京などで公開された。1963年、新潟県十日町市生まれの日本人がジミー・ペイジに近づくために人生をかける物語だ。
新宿で観た。「新宿シネマカリテ」という映画館。初めて訪れた。すぐそばの武蔵野館は行ったことがあるが、こんなところに映画館があったことも知らなかった。
2スクリーンだけの小さな映画館。午前10時15分からの初回だったが、8割方埋まっていた。客層はジミー桜井と同年代が多いようだ。午後7時半開始の最終回には桜井本人の舞台挨拶が予定されていて、その回だけは売り切れていた。
私は以前、ジミー桜井の著書も購入したことがあり、おおよそのストーリーとバックグラウンドは知っている。ただ米国での活動の詳細や六本木EXシアター公演後のことは初めて知った。
前日の1月9日はジミー・ペイジの誕生日。関係ないが1月10日はジェフ・ベックの命日だ。2人は同じ1944年生まれのギター・ヒーローであり、同じヤードバーズのギタリストとして世に出た盟友。「ジェフ・ベックになりたい」という人が現れないのは、プレイスタイルの違いだろう。
「MR. JIMMY」は桜井が率いるバンド名でもある。3月には日比谷野音でのイベントに出演が決まっている。