100万回死んだねこ 覚え違いタイトル集(福井県立図書館)

図書館は単に本を借りる場所ではありません。そこには司書と呼ばれる人たちがいます。彼らが「リファレンスサービス」と呼ばれる仕事の中で経験したユーザーによる「書名の覚え違い」。それがなんともおかしいのです。

そんなやり取りを本にしたのが、こちらです。

図書館で働く方にとってはもちろん仕事ですから、楽しいことばかりではないでしょう。書名うろ覚えユーザーがカウンターに来るのは、もしかしたら少し気が重くなることかもしれません。

でも、ちょっと考え方を変えれば、何か楽しそうではありませんか。ユーザーは悩みが解決し、図書館側は仕事を果たす。ネタにもなる。いいじゃないですか。

あまりネタバレはしたくないですが、裏表紙に書いてあるので少し紹介します。個人的に一番笑ったのは「人生が片付くときめきの魔法」です。片付けちゃうんですね、人生。「下町のロボット」も一瞬、どこが違うのかと思いました。ロボットを作る阿部寛さんが思い浮かびますね。

実はこの本をまとめた福井県立図書館ですが、何度か訪れたことがあるんです。この近くに立ち寄る用事があったんですね。とてもきれいで広くて、落ち着ける場所です。もし福井に行くことがあったら、恐竜博物館だけじゃなく、こちらの図書館にも足を運んでみてはいかがでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました