アメリカン・ロックを代表するバンド「KISS」。その歴代メンバーは全10人だ。オリジナルの4人とその後のメンバーをリストアップしてみよう。
PAUL STANLEY/ポール・スタンレー
ギター。シャウトして、飛び跳ねて、カーリーヘアで、胸毛で、ロックスターを体現してきたフロントマン。その姿はパロディーでもあり、本気でもある。バンドの半分以上の曲を書き、歌ってきた。最近の来日公演では声の不調が取り沙汰されたが、そりゃ60代後半にもなれば声も衰えるでしょうよ。むしろあれだけ動いていられることに感心する。最近の自伝では耳の障害を告白してファンを驚かせた。
GENE SIMMONS/ジーン・シモンズ
ベース。悪魔。火を吹き、血を流し、叫び、笑う。ニューヨークでポールと出会い、ピーターを誘い、エースを採用してキッスを完成させた男だ。安定感抜群の演奏と力強いボーカル、そしてエンターテインメントの才能に溢れたジーンは、俳優やコメンテーターとしても成功した。
ACE FREHLEY/エース・フレーリー
ギター。メンバー募集の記事を見てオーディションに参加。初代リード・ギタリストとなった。のちのソロ・アルバムでも分かるように、音楽のルーツが非常にはっきりとハードロックを示している。デビューから長らく声を聴いたことがなかったので、「Shock Me/ショック・ミー」で初めてボーカリストとして登場してきたときは新鮮だった。
PETER CRISS/ピーター・クリス
ドラムス。マーティー・フリードマンがKISSに入りたいと思ったとき、条件が「身長6フィート以上」だったのであきらめたという。でもドラムスは初代から身長が高くないので安心だ。ファーストアルバムからバリバリ歌っていたのに、「Beth/ベス」が大ヒットしたときインタビューで「そんないい声をしているのに今までなぜ歌わなかったの?」と聞かれたのは悲しかっただろう。
ERIC CARR/エリック・カー
ドラムス。
VINNIE VINCENT/ビニー・ビンセント
ギター。
MARK ST. JOHN/マーク・セント・ジョン
ギター。
BRUCE KULICK/ブルース・キューリック
ギター。
ERIC SINGER/エリック・シンガー
ドラムス。
TOMMY THAYER/トミー・セイヤー
ギター。オリジナルメンバーより長く所属している。でも覚えられない。
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