新・リュミエール(駿河台出版社)

学生じゃなくなってからフランス語を学ぼうとする人には、ある特徴があります。それは「文法」の学習を避けることです。

「あんなにつまらなかった文法の授業をもう一度体験するなんて耐えられない」。そういう思いでしょう。分かります。「話せればいいんだから」という気持ちも、もっともです。

でも、もし仕事で使う言語だったら、契約書類なども読み解かないといけないかもしれません。それに、若い頃のように記憶力は良くないのです。文法から理解した方が、案外覚えられるものです。

ということで、この本を買いました。発刊は1992年。もう社会人でしたね。見たことがないと思いました。まえがきには「コンピュータを操作するのに、その複雑な仕組みを少しでも知っておかないとトラブルに対処できない」といったことが書いてあります。そのとおりです。私はコンピュータのトラブルには強いのですが、それはこれまで十数台の自作PCを組み立ててきたからです。

2000年に「新」がタイトルに付き、2013年に第17課を加筆、CDも付属させたようです。

著者は森本英夫氏と三野博司氏。存じ上げませんが、かなりのベテランのようです。350ページの旅を、これから始めることにしましょう。

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